ナノミストバスの件、

現在、先日の石巻〜牡鹿半島レポを
執筆中なのですが

現在にまで
なかなか到達していなくて(涙)
ごめんなさい。


色々な出来事があり
それを追って書いていく
つもりでいますが、


ちょっと時間を飛び越えて

「ナノミストバス」のご報告だけ
させてください。


私達が、石巻へ行き

NPO法人
le="color:#0000FF">フェアトレード東北の代表
布施龍一さんに
お会いしたことが


大きな一歩となりました。


布施さんは、

石巻〜牡鹿半島の
孤立集落に至るまで

どんな小さな場所でも
尋ねていって

体の不自由なご老人の
お世話をされたり

きめの細かいケアを
されています。

(詳しくはブログ等で

彼らの活動が少し
ご理解頂けるかも。


本当は、
もっと色んな動きを
されているのですが

本当に少数精鋭で
ご活動されているので

サイトでの報告までに
時間を費やせないのが
実情のようです。)


後ほど、
詳しく書きますが


その布施さんが

なかなかお風呂に行くことの
出来ないご老人の方に

このナノミストバスを
運んで入れてあげたい

とおっしゃって
くださいました。


現地では

未だに一度もお風呂に
入れていない
おばあちゃんもいるのです(涙)。


でも、

「もうお年寄りだから
入れなくてもいいの。」


おっしゃっているとか。

心がきゅーんと
痛くなりました。


お年寄りだからこそ

一刻も早く
入って温まって
気持ちよくなって
頂きたい。


メーカーサイドの
河越さんにも
ご報告をして

早速、ナノミストバスを
手配して頂けることに
なりました。



しかし、問題がひとつ。


それを移動させる車が無い。


このナノちゃんは
そこそこの大きさで

普通の車より
少し大きくないと
機材が入らないのです。


色々物資を運ぶことも
考えれば

軽トラックが最適だ、

というお話になりました。


軽トラック・・・・。


さすがに
持ってない・・・。


というか、
免許もない・・・。


軽トラックを貸して
くれそうなお友だち・・・


何人か思い当たったのですが

もし借りて

何か事故を起こして
しまった場合等を
考えると


さすがの私も

安易に「貸して!」とは
言えない・・・。


色んな方にも
ご相談してみましたが

「車はねぇ、難しいよ。」

「レンタカーもひさい地には
貸してくれない所も多いみたい」

とのこと。


街を歩いていると

やたら目につく
軽トラック。
(今まではそんな事
なかったのに!)


思わず近づいて

トラックのお兄ちゃんに
「ねえ、石巻まで
一緒に行かない?」と

声をかけてしまいそうで

おさえるのに
必死でした。
(本気で)


或いは、

「これ、ちょうだい。」

と言ってしまい
そうでした。


プロデューサーに
相談すると

色々相場を調べてくれ

「ヤフオクでも
 売ってるよね。」

とのこと。

早速、ヤフオクのサイトを
見てみると

15万円くらいで
売ってる!


これに、色々保険とか
ほにゃららくっつけて
20万円。


20万円稼げば
(全てを稼がずとも、何らかの
方法で集めてみる、とか。
TOTO買ってみるとか。)

布施さんにトラック
渡せるんだ・・・。

うーん、何とかできる
ような気がしてきた。
(自信の根拠なし)


任意保険やガソリン代は
布施さんにお願いして・・・




決めた。

とりあえず
何としてでも
軽トラックをゲットする。


そう心に決めて

まず河越さんに
ご相談しました。

すると河越さんは

「ひょっとしたら
助けてくれるかも。」と

神戸の青年会議所の方を
フェイスブックを通じて
ご紹介くださいました。


面識もないにも
かかわらず

メールで
長々と事情をご説明して
あげくの果てには

「お電話でお話させて
頂いて宜しいでしょうか?」

とお電話までして
しまって(すいません!)


色々とアドバイスを
頂いたり
(ガリバーが中古車を
震災支援の為に
提供していること等)

実際に動いてくださった
のですが

さすがにそう簡単に
車ゲットまでは至らず・・・


やっぱり、

軽トラックをゲットする
よりは


軽トラック代を何とかして
購入してお渡しする

という、やり方の方が早いと
判断。


それで動こうと思っていた矢先

河越さんから

「明日、
 東京へ行くので会いませんか?」

とのご連絡がありました。


「ぜひ!」とお返事をして

レッスンを終えた私は

待ち合わせ場所へ。


カフェに入るなり

私は、


ひさい地が
どんなだったか


一刻も早く

おじいちゃんや
おばあちゃんにお風呂に
入れてあげたい旨を

しゃべりました。

(ぶちまけた・・・といった
方がいいかも?)


河越さんは

そのお話を聞きながら

軽トラックGETの為の
様々な可能性をさぐって
くださいました。


人間としても大先輩であり

お仕事面でも経験豊富で
沢山の人脈をお持ちなので

色んな可能性が
出てくる、出てくる。


軽トラックの
お兄ちゃんに
話しかけにいこうと
していた私は何だったのか。


河越さんは
様々な企業様やお名前を
あげて

「この方々だったら
きちんとご説明してお願いすれば
協力してくださるんじゃないかな?」

とおっしゃいました。

私は、思わず

「私、公演できます!

私がひさい地に行って感じた
ことを、きちんとお話させて
頂きながら
(↑ひとり芝居になりそう)

リリックパフォーマンス
します。

そこで皆さんにご協力の
お願いが出来たら。」

と、言いました。


すると、

「それはいいね!

神戸(関西方面)は

実際にひさい地に行っている
人は少ないし。

そうしよう!」


その後、話は弾み
5月末に上演できないか

という方向で進むことに
なりました。


そこで、軽トラックを
寄贈できるように

私はできる限りの公演をする。


そして、

それまでは
レンタルでもいいから

ナノちゃんを運べる車を
先に布施さんにお送りする。


ここまで話は進み

何とか希望の光が
見えてきた翌日


河越さんからお電話が。

「車、大丈夫になったよ!

2,3週間貸してくれるって。」

と、メーカーサイドの方が
お貸しくださることに
なった旨を伝えて
くださいました。


やった〜〜〜〜!!!!!!


電話口で

まるで受験に合格した
中学生のように

大声を出し

叫んでいました。


これで、おばあちゃん達に
少しでもさっぱりして
もらえる!!!


そんな訳で

何とか布施さんに
お送りできる旨を
ご連絡することができ

ブログにも
このように書いて
くださったのでした。

フェアトレード東北
http://ameblo.jp/fairtrade-t/entry-10875368281.html

さぁ、後は

西荻窪にある車を
石巻まで運ぶだけです。

GWに突入し
東北への道は渋滞中。


布施さんはおそらく
GWに来られたボランティアさんの
対応などでも大忙しでしょう。


さて、ドライバーを誰に
お願いするのか。

いつ運ぶのがベストか。


あと、もう少し。


もう少しです。

















(注意:無駄に長いのは
 勿体ぶって書いているからです。
 
 比較的、時間の余裕のある時に
 お読みくださいませ。)

****

遅ればせながら

先日の「まほろ駅前多田便利軒」
初日舞台挨拶は、

全五館共に
大盛況のうちに
幕を閉じた。


当初、色々ケアしなくては
ならない事があった。

前日、宣伝さんより

「瑛太さんと松田龍平さんは
 決して饒舌なタイプではなく

 ひとつの質問に
 しっかりと考えて
 答える方々なので

 質問から答が出るのに
 少々時間がかかるかも
 知れません。」

という事や、

「プライベートに関しては
 一切触れないで下さい。」

というお話があった。


皆さんも色々とご存じと
思うので、

その辺りは割愛させて頂く
として、

その事は私も十分承知して
いた。


また、お二方には現在、
可愛いお子様が誕生して

お客様の中には
そんなお話も聞けたらいいな〜
と思っておられる事も
想像できたけれど


私の中では

舞台挨拶では


出演者の方のプライベートには
一切触れない、

というポリシーがあるので

そこも問題はなかった。

(ただし出演者や映画の
タイプによっては
プライベートとつなげて
盛り上げることもあります☆

もちろんご本人、事務所さんや
宣伝さんの了解の上で。)



ただ、宣伝さんが
気にされていたのが

大森監督と瑛太さん
龍平さんと

リズミカルに
会話が続いていくか、
ということだった^^。

たとえば雑誌の取材なら

お二人の言葉が出てくるのに
時間がかかっても

そこは誌面には反映されない
ので

特に問題はない。


しかし、舞台挨拶となると
お客様もいらっしゃるので

その間がしーん・・・と
なってしまうかも知れない。

その事を丁寧に
ご説明くださり

「micさん、宜しくお願いします!」

と、台本を託された。


宣伝さんは、本当に色んな事に
気を配らなくてはならない
大変なお仕事で

毎回、尊敬してしまう。


とてもしっかり
作られた台本には

私からの質問は

ほとんど「mic任せ」にして
頂いていた。


台本にも色々あって

[きちんと台本通りに
お願いします!]


という質問事項がかっちり
決まっているもの。


或いは、

いくつかの質問例があるものの

基本的には、

[ micさんにお任せします!]
というもの。


最近は、


「その時のアドリブで!」
等と書いてくださっているのも
ある(笑)。


今回は、後者だった。


ともかく、
どのような質問にせよ


特に瑛太さんへは
私の言葉の使い方で

傷つけてしまったり

困らせたりしないように


絶対にそれだけは
しないようにしよう

と思った。


後は、当日考えよ(笑)。


お客様に味方になって
もらえたら大丈夫。


一番、最初の会場は
キャパ600名。

これだけの皆さんが
味方だったら
大丈夫だ。


そう思うと、何の心配も
なくなった。


なんか、へんかな?(笑)


当日、会場入りをして


監督&出演者の方、
スタッフの皆さんと
和やかな雰囲気の中
ご挨拶を交わし

宣伝さんが
簡単に今回の流れを
ご説明くださった。


そして、開演5分前。


宣伝さんに

「緊張していますか?」

と聞かれたけれど

「すいません。
 全然してません。。。」

本当に緊張していなかった。

最近、緊張するよりも

ワクワクが勝ってしまう。


しかも満席と聞いていたので
むしろテンションが上がる。


舞台の袖で、
大森監督、瑛太さんと龍平さんと
スタンバイ。

今回は、映画上映後の舞台挨拶。
エンドロールのくるりの主題歌
がもうすぐ終わりそう。

会場がシーンとなった。


スタッフの方から準備OKの
GOサインが出て

まずは私が登場。

一歩踏み出すと

拍手と共に

600名のお客様の顔が
一気に私の視界に入る。

所定の位置に立つ。


私は皆さんを見渡して

その満足そうな笑顔に
安心しながら


「映画、楽しんで頂けましたか?」

と尋ねると


大きな拍手がわいた。


きっとこの拍手は

お三方にも届いているだろう。


早速、皆さんを
ステージに呼び込んだ。

ひとりずつ、
ご挨拶をして頂く。



そして、ここからが本番。


まずは、監督に

「このように満席で
大きな拍手と皆さんの笑顔を
ご覧になって

今、どのようなお気持ちですか?」

とお聞きした。

最初から映画の話には
入らない。


まずはお客様と出演者の方を
繋げる。

監督「とてもホッとしました。
 ・・・云々」

感慨深げに話してくださった。

そこで温かな空気が増した。
(と思う・・・)。



次に、瑛太さんへの質問。


「4年ぶりの松田龍平さんとの
共演、お客様の中でも
心待ちにしていた方が大勢
いらしたと思うのですが

(ここで、
 しっかり観客席を見る)

実際に共演されてみて
いかがでしたか?」



・・・一般的には


「松田龍平さんと4年ぶりに
共演されて如何でしたか?」

というのが、よくある質問。

これまで雑誌でも
何度も登場していた。


そのまま聞いてもなぁ・・と
思っていた。

とはいえ、最初から
奇抜な質問もおかしい。


そうなると、

先ほどの流れもあって

お客様との一体感を大事に
したいし

瑛太さんとお客様を繋げたい。


ほんの1フレーズ

”お客様も待ち望んでいたと
思いますが”


それだけで、
瑛太さんの気持ちは
質問者の私ではなく
お客様に向かう。(と思う・・・)

瑛太さんは
お客様に向かって
とても丁寧に答えてくださった。


同じ質問を
松田龍平さんに聞いてみる。

「えっと・・・楽しかったです・・・。」


シーン・・・


会場、爆笑。

瑛太さんが長くて
丁寧だっただけに

龍平さんの朴訥なお返事に

お客様はかなりウケて
いらした。


その後も、
瑛太さんは、龍平さんの
ぼそっという一言に

また、ぼそっと答えを
返したり

つっこんでみたりして

その何とも言えない”間”
が面白すぎて


会場中で笑いをこらえていた。


でも、龍平さんは

朴訥な中にも

ものすごく深いことを
おっしゃったりと


映画の中の行天役を
彷彿させた。

そして、瑛太さんの
この役や映画への想いに

皆さん、熱心に耳を
傾けられていた。


監督は、そんな2人を
見守りながら

要所、要所でしっかりと
盛り上げてくださった。


そして、

大きな大きな拍手に見送られ

無事、第一回目の舞台挨拶が終了。


帰りのエレベーターに乗った時

瑛太さんが私に向かって


「今まで(の舞台挨拶)で一番
 話しやすかったです。」


と言ってくださった。


私は、

「あら、まぁ。そんなオホホ・・・」

と微笑み・・・


たかったが


「ひょ、ひょえ〜〜いやっ、
そんなっ!いえいえいえいえ。」

と、後ずさりしていた。


こういう事をきちんと

言葉にされる瑛太さんを
尊敬した。


本作のインタビューで

「自分の気持ちをきちんと言葉
にして伝えるって大切だと思う」


と語っていらしたけれど

きっとそれを
今回の場面に限らず
本当に実行されているんだろうな
と思った。



それは、松田龍平さんや
監督にも言えることで


日常にものすごく正直に
生きておられる方なのだと
感じた。


その後の4回も
和やかな雰囲気で

特に、本作の舞台でもある
町田近くの映画館などは


「おかえりなさい!」という
空気が満ちていた。


あ、そうそう!


ひとつハプニング。


あまりにも、
道が渋滞してしまって

最後の回は15分もお客様を
お待たせしてしまった。


バスが到着するなり
全員で控え室に走った。


走りながら宣伝さんに

「瑛太さん達、ご準備に
もう少し時間かかりますよね?」

と尋ねる。

「かかりますね・・・。」


お客様をお待たせさせる訳
にはいかない。

ついさっきまで爆睡で
(バスの中で思いきり熟睡・・・笑)

寝ぼけた顔のままだったけど
(鏡すら見ていない・・・いいのか・・)


「私、先にステージに出て
 場をつないでおくので

 監督達スタンバイOKになったら
 手をあげてください。
 呼び込みます。」

宣伝さん「了解です!」


という訳で、


私はマイクを頂いて、
そのままステージに走り込んだ。


びっくりしたのは

会場の皆さんが、

嫌そうな顔ひとつせずに
待ってくださっていたこと。


優しすぎる・・・。


私は、とにかく謝って


今日の一連の舞台挨拶の模様を
話した。

最初の新宿ピカデリーでの
盛り上がりの様子。


ワーナーマイカルシネマズ
港北ニュータウンでの
レッドカーペットイベント


そして、地元での舞台挨拶が
いかに温かい雰囲気だったか


最後の、この会場も
地元に近いので、

監督はじめ瑛太さん、龍平さん
この場をとても楽しみにされて
いること。


皆さん、

「へえ〜〜」なんて声も
聞こえるほど

興味深く耳を傾けて
くださっていた。


こういう時、
ラジオのDJやってて
良かったなぁと思う。

フリートークばかり
させてもらって
いたので(笑)。


そうすると
ちょうど良いタイミングで


宣伝さんから
”準備OK”の合図。


早速、お三方を呼び込んだ。

その後は

本当に和やかな
アットホームな雰囲気で

思い出深い時間が
過ぎていった。


途中、嵐のような雨にも
見舞われたけれど

どの会場も
温かなお客様に
助けて頂いた。



個人的には

皆さんとのやりとりの中で
反省点はいくつもあって

でも、これは
毎度の事なので
次回につなげる。


作品のタイトルでもある
「まほろ」は

「まほろば」=理想郷 
 いい場所。

という言葉から
来ているのだそうだ。

その言葉を借りるなら

この日、回った5会場は

まさに”まほろば”だった。


最後の打ち上げで


瑛太さんは
関係社の方から
「舞台挨拶、どうだった〜〜?」

と聞かれ

「とっても良かったですよ。」
(お疲れでしょうに・・・)

と笑顔で答え


松田さんは

出されたお料理を
むしゃむしゃ
召し上がっていらした^^。


大森監督は

初日だけで2万人の動員に
ホッとされていて

でも、まだこれからだ

と心新たにされていた。


ともかく、無事終わって
良かった。


そして、私は

やっぱりお客様と接している
のが好きなのだなぁ

と実感した。


だから、きっと
舞台にこだわって
しまうのだろう。

ライブ感にときめいて
しまうのだろう。


新宿の打ち上げ会場を
出ると

雨がまだ降っていた。


ほてった気持ちを
冷ますのに
ちょうど良かった。


明日は、晴れかな。


そう思いながら

家路を急いだ。


最後まで読んでくださって
ありがとうございます。



































(レポート続き)


その理由とは、

それは映画の上映だった。


皆さんに

ナノミストバスについて
なかなかご報告できなかった
のは

時々刻々と変わる
現地の方のニーズをリサーチ
しながら

適材適所に
ナノミストを送るという
ことの難しさを

痛感したからだった。

メーカーさんとしては
避難所の方が主導になって
動かしてくださると想定
していたけれども、
実際は、
現地で管理できる方がいない。


自衛隊や民営の方が
簡易のお風呂を次々と
作っておられる。


そんな中で、このナノちゃんを
送り込むのは至難の業だった。

私は、

先に現地に行かれた方の
ブログを読みあさり


現地で活躍されている方々にも
相談をした。


それでも、どんどん状況が
変わっていく。


自分の通常の仕事もある。

現地の状態を把握するのに
毎日が精一杯だった。


決してあきらめるつもりは
なかったけれど

自身の限界も感じた。


医療系に詳しい訳でもない
私が

東北や支援団体の方とも
人脈がない中で

どう動いていいものやら

もちろん、私ひとりがやって
いるというよりは

メーカーさんも動いてくださって
いるのだけれど


あまりにも
わからない事だらけだ。


そもそも、今回の件は

メーカーさんにも

「最初の1台は何とか頑張りたい。

その仕組みさえ出来れば

私じゃなくても

また呼びかけ人の方が
出てきてくださる事の方が
広がりが持てますよね。」

というお話だった。


が、その1台さえも
ままならない。



ただ、1台はやる。


それは決めていた。

しかし、その一方で

私自身のこれから動きを

ゼロから模索しなくては
ならなかった。


そんな想いを抱えていた時

ひとりの素敵なライターの女性と
出会った。


その方の名前は

加藤順子(よりこ)さん。

震災後、ずっと

ひさい地の取材を続けて
いらっしゃる方で

牡鹿半島にある

おしか清苑の記事を
書いていらした。

【東日本大震災・現地レポート】
大津波に奪われた
“穏やかな余生”は取り戻せるか
牡鹿半島で“陸の孤島”となった
「特養」の壮絶な闘い

ダイヤモンドオンライン

http://diamond.jp/articles/-/11742?page=4

きっかけは、

私が、ナノミストバスの件で


新潟を拠点に支援活動されている

写真家 高橋じゅんいちさんに
(本来はNYとTOKYOを行き来
する世界的フォトグラファー!)

相談したところ

この記事をメールしてくださり

「こういう所で使ってもらえる
んじゃない?」と

教えて頂いたことだった。


私は、この記事を読んで
是非、ここで使って頂ければと
思った。


早速、詳しいことを知りたいと

加藤さんについて

ネットで調べて
連絡先をたぐりよせようと
していた。


そんな中、

ふと、


あれ・・・このお名前・・・

私、どこかで


見覚えがある・・・

ええ・・と

えっと・・・・・


そんな事を思いながら

Twitterを整理していたら



なんと!!!



加藤順子さんが

私をフォローしてくださって
いるのを発見!!!



私は、目を疑った。


早速、ご連絡を取ってみると


なんと!
もっとビックリ。

私の舞台を何度も
ご覧くださっていたのだ!!


ひゃぁ〜〜〜〜〜〜。


つまりの所、


私の親友が加藤さんと
お友だちで


私の舞台に一緒に来てくれて


打ち上げにも参加して
くださっていたのだけれど(!)


その時はもう、色んなお話で
話に花が咲いていて

お互い、自己紹介はおろか

わいわいムードで盛り上がって

気分の良いままお別れして
しまったので


私は、お名前とお顔を一致
できないまま

時が過ぎ・・・

という訳だったのだ。


ふぅうう、人生ってなんて
不思議なんだろう。

そんなご縁でつながった

加藤さんが


今度は、また素敵なご縁を
結んでくださることになる。


まだまだつづく。









皆様、お待たせしました。

4月15日のブログ

「私が、ひさい地に行く理由」

からの続きです。


*****




このお話を聞いて、

私は、ほっとした反面

何となく腑に落ちなかった。

結局のところ、実際役立って
いるかわからないのだし

このまま、ナノちゃんPJを
続けていいものか


早く何か少しでも
私で良ければお役に立てたら


そんな想いが日々募り

それでも何も出来ない焦りと

それでも何とか東京で出来る
事をと


自身が書く原稿については
極力、今回の震災になぞらえた
ことを書かせて頂いた。

(とはいえ、私は政治家でも
評論家でもないので
映画ジャンルの範囲でしか
語れないのだけれど)


自身、日常生活を全うする
ことが大切だとわかっていても

その日常生活を続けることを
難しかった。

だんだんと満開に近づいた桜
を見ても

切なくて涙が出てくる。


いっそ、盗んだバイクで
走り出し・・・

たかったけれど


バイクの免許も持ってないし

とりあえず

ヘッドホンでがんがんに
ロックを聴きながら

電動自転車をこいでみた。

それなりのスピードで

日常の光景が
どんどん過ぎさっていく。


青信号、赤信号・・・

耳から流れ込むロックのせいで

周りの音が聞こえず


信号が無機質に光っていた。


向こうは、電気が通っていない
場所もまだまだあるんだ。。


強い風が吹いた。

桜の花びらが舞う。

視界は涙でぼやけてしまった。


もうムリだ。

現地に行こう。


行かない方が精神的に
おかしくなる。


現地に行くことに関しては
色々な声があり

「素人が行っても
邪魔になるだけ。」


「まだ余震があるから
とっても危ない」等々


どれも、間違ってはいない
と思うけれど

私にはナノミストバスの
行方を決着づけないと
気が済まない。
(皆さんに応援して頂いて
いたから)


他にも、理由はある。





micの仲間、
映像チームの4FLOORが
作ってくれました。

micの語り。

とてもキレイな映像を
撮ってくれたのだけど、
この詩は、
私の姿はいらない。

目をつむって、
声だけ聞いてもらえたら…

『最後だとわかっていたなら』
http://www.youtube.com/watch?v=CIT-jIxXyj8

ちなみにこの映像は
リンク先を知っている
方のみに公開、

というご配慮を頂きました。


金曜日の夜は、

★写真家の
高橋じゅんいちさん
http://www.junichitakahashi.com/

★中川綾さん
http://www.asobusiness.com/
にやりファシリテーター、
NPO法人Educational Future Center
(旧フォーコネクション)
株式会社アソビジ/プロジェクト「結」

★長尾彰さん
チームビルディング
ファシリテーター
している株式会社 代表
文部科学省が進める
「最強チームの作り方=体験活動」
プロジェクトのファシリテーター
http://www.shiteiru.co.jp/


宮城・岩手・福島の方々を
(”ひさい地”
 とあまり呼びたくないの)

精力的にサポートされている
お三方と

今後の活動について
情報共有をさせて頂いた。

そして、これからのことを
色々と話し合った。


まだまだ具体的な事は
言えないのだけれど


高橋じゅんいちさんは
写真家としてのポジションも
確立しながら

支援の体制を整えておられ

中川さんや長尾さんは
かつては学校の先生でも
いらしたこと

以前からNPO活動を
されているご経験から

様々な学校を訪問し
今後の子供達の活動
についてのプランを
考えておられたり


他にも沢山、長期的な
動きに移られていた。


そして、高橋歩さんとも
お会いして、
少しだけお話を。

歩さんは、
まず石巻にボランティア村の
モデルケースを作り

そこから学んだ
メンバー達が
ほかの復興が必要な地域に
出掛けていき

またそこで、
ボランティア村を
作っていく。

という構想をお持ちだった。
(既に実行に移されています。
ボランティアも募集中)


(歩さんサイト:
http://www.ayumu.ch/index.html)


共通していたのは

皆さん、
それぞれの想いを持ち
それぞれのスタンスで
行動をされているところ。

そして、それぞれ

”動きながら”
考えていらっしゃる。


もちろん、シビアな面

大変な面も
いっぱいお持ちで
リスクも覚悟されている。

日々、
現地の方々のニーズが
変わっていく中で

それに適応してゆく事の
難しさもご存知なのだと思う。

ひよっこmicとしては

皆さんが、
ガリバーみたいに
大きく見える。

これからは

県内のボランティアの方々
県外の様々な団体の
皆さんが、

上手く情報共有できて
手を取り合っていけると
いいな…と感じた。


私が出来るのは

子供達と、一緒に遊んで
考えたり、笑ったりすること。


お母さん、お父さん
おばあちゃん、おじいちゃんと
ゆっくりお話をして

一緒に泣いたりすること。


でも、そんな私を

じゅんさんや綾さん、
長尾さんらが

一緒にやろう!と

お声がけくださったので


色々とこれから

イマジネーションの翼を
羽ばたかせてみようと思う。

そして、

その現場で起きたことを

皆さんに伝えていきたい。


もちろん、きちんと
お仕事もするし

公演も考えています。


私は、あまりガマンが出来ない
タイプなので

好きなことはやる(笑)。

その分、動く。
考えるようにする。


そして、
この新緑の季節も
めいっぱい感じて

今ここにある
可愛らしい幸福を

そっと心に包み込もう。















本日の朝スープ。

と、アップしようと思ったら
もう夜になってしまった、涙。

今から、もうひとつ。
打ち合わせに行ってきます。

スープには、
アスパラ、オニオン
ベーコン、パプリカ
キャロット、ポテト
etc…

そして、最強お野菜
ヤーコンも入れてみました。
歯ざわりもいい感じ。

行ってきます〜!



雑誌FIGARO公式サイトにて
映画コラム「阪急電車 片道15分の奇跡」
UPして頂きました!

http://column.madamefigaro.jp/culture/cinema/15.html


私は、阪急電車で
青春を過ごしたので
それが映画になるなんて
何だか不思議な感覚でした。

ここでは、微笑ましいエピソードが
沢山ありますが、

私の場合は、

小学生の時に
阪急電車に乗っていると

おじちゃんが手招きをして
「ほれ見てみ。」
と、

座席の上に
見たことのない
外国のお金をいっぱい
見せてくれました。
(席はすいていたの。)

私は「うわ〜〜〜!」と
心ときめかせて
見ていたのですが

おじちゃんは、一言。
「やらんで。」

見せたいだけかぁ〜いっ!

★★★

ほかにも、宝塚駅から仁川駅に
行けばいいものの

今津線と宝塚線を
間違えてしまい

帰りを待っていた父親に
こっぴどく叱られたり


中途半端な、ネタにも出来ない
トホホな思い出ばかりしかなく


それでも、

お友だちと違う駅で
降りて

ベンチでずっと語り合ったり

そんな愛おしい思い出も多く・・


きっとみんなも

そんな青春の路線があるんだろう
なぁと思うと

何だか懐かしい

あったかい気持ちになった
のでした。


そして、前回に書いた

「ミツバチの羽音と地球の回転」
のコラムを

沢山の方がリツイートして
くださったみたいで

(*リツイートとは

Twitterにおいて、
他のユーザーのツイート
(つぶやき)を
引用形式で自分のつぶやきとして
発信することである。
要は、転送。みたいな事ね)

ありがとうございました。

色々、考えると難しいことも
あるけれど、

ちょっとずつ
向き合っていこう。

そして、ほんわかしたり
切なくなったり
笑ったり、
和んだりしよう。

写真は、
阪急梅田駅のポスター。
さて、
何枚貼ってあるでしょう(笑)。


4月23日(土)
「まほろ駅前多田便利軒」
舞台挨拶にて

瑛太さん、松田龍平さん、
大森立嗣監督

を、お迎えします☆

新宿ピカデリーから
神奈川MOVIX橋本まで
全五箇所を回りますよ。

かねてから、
お会いしたかった
監督&俳優の方々なので
とても楽しみです!

チケットご希望の方は
公式サイトをチェック
されてみて下さいね。

写真は、散りゆく桜を
惜しみながらの
桜ティーです。



エキサイトニュース!にて
小雪さんと松山ケンイチさんの
これまでの出演映画を
まとめてみました。

http://t.co/NFKF3qw


何だかおめでたいコトは
盛り上げたいなって思い

朝の5時半から書きました(笑)。

お話変わって、
昨日のコメント
ありがとうございます。

そうやんね、私に限らず
みんな自分らしくあればいい。

こうしなきゃ、なんて
ないんだから

一般と同じでも
違っててもいい。

自分らしいと思えたら
そこには可愛い自信を持とう。

なんか違う…
って思ったら
そこは深く追求してみる。

自分との会話、会話…

それは自分にしか
わからないことだから。

それでも、答が出なければ
心の隅っこに
立てかけておく。

普通に暮らしていたら

とつぜん、答えが
出ることだってある。

お二人の出会いは、

映画「カムイ伝」。
当初、ヒロインは菊池凛子さん
だったのに
彼女が怪我の為、降板し
代役に小雪さんが抜擢された。

そこで、
主人公役の松山ケンイチさんに
出逢った。

何がどう転ぶか
わからないのだから

心のままに
生きて行こう。

気負わずに、
気負わずに…。


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