(メモ書き文体でごめんくださいませね)
本日の朝日新聞朝刊に(関西・・・阪神版?)
本公演の記事をご紹介頂いた。
取材くださった記者の方は、前回の毎日新聞ベテラン記者さん
とは全く真逆(!?)の、
神戸の雑貨屋さんでニコニコ販売されていそうな
なんともマシュマロ的な可愛らしさを纏ったショートカットの
女性の方だった。
しゃべり方も、カラフルなボールを転がすような
フワフワっとした口調だったので
私の「新聞社」イメージはガラリと崩れ、まるでお友だちと
お話するかのように色々お話させて頂いたのを覚えている。
しかし、話し出すと色々と見えてきた。
3月11日の翌日には、すでに石巻などの被災地に取材に入り
約2週間滞在されたそうだ。
他にも土砂災害の激しかった和歌山に取材に行ったり
過去にも過酷な取材を数々こなされていたのだった。
その癒しオーラの裏に、かなりのサバイバルスピリットを
お持ちの記者さんだった。
そんなOさんは、取材後も何度となくお電話をくださり
取材内容の確認や、改めて私の想いなどを聞いてくださった。
「もう何度もお電話してごめんなさい。でも今回多くの方に
読んで頂きたいので、その為にクリアしなければならない
関門がありまして‥」
つまり、新聞といっても全国版から地方版、地方版の中でも
神戸だけ、或いは阪神間、
また朝刊・夕刊と、掲載されるタイミングや記事の扱いによって
読者数が大きく変わる。
つまり、なるべく大きく扱ってもらう為には、その分多くの
(担当の)方に承認をもらわなくてはならない。
(・・・私も具体的な流れはわからないのだけれど)
その為に、Oさんはご尽力くださったのだった。
そして記事は、あのマシュマロオーラは影を潜め、簡潔でしっかりと
まとめてくださっていた。
本当に細かいところまで確認くださって、
ケーキを作る分量だってざっくりしか計らない私には絶対出来ない・・・
と尊敬したのだった。
★★★
また神戸新聞さんも11月19日(土)にカラーで大きく
取り扱ってくださったそうだ。
(こちらはまだ未見・・です)。
私の話を「へぇ〜〜!わぁ〜っ」とニコニコ聞いてくださって
いたOさんとは違って、こちらの男性の記者Hさんは、
あまり表情を変えず、淡々と私の話を聞いてくださった。
なんていうか私の新聞記者さんのイメージ通りでもあるし
「美味しんぼ」の主人公みたいな雰囲気の方。(どんな・・・)
私はどうしても、そんな彼から笑いが取りたくなり
頑張ってみたのだが、今ここで頑張るのはそこじゃないと
ハッと思い立ってあきらめることにした。
ひょっとして、私の公演はあんまりご興味ないかな・・・と心配
したりもしたのだけれど、私の東京公演のDVDもご覧頂いている
にも関わらず
「神戸公演は拝見させて頂きます」と言ってくださったり
またカラーで大きく掲載された際にも「僕も大きく扱って
もらえて嬉しかったです。」とメールをくださった。
この事は私にとって、とても嬉しいことだった。
その後、読売新聞の方からも取材を頂いているので
また掲載日がわかれば、ご紹介させて頂きます。
★★
と、今回、テーマがテーマだっただけに、こうしてメディアでも
取り上げて頂いているのだな、と客観的に感じている自分もいる。
だって、いつもはこんなキャラなのですよ。
なので、「早くウィッグかぶった芝居したい‥」とか
「キャバレー」な音楽使ってステージ舞台作りたい‥なんて
想いもよぎるけれど、それはまた来年だ。
今、自分がやりたい舞台を送り続けるしかないのだな。
関わってくださっている皆様、ありがとうございます。
(ちなみにこれは、”ロココ調が大好きな女”のひとり芝居場面)