あっという間に月曜日になってしまいました。
そうそう、土曜日の初日舞台挨拶のお話でした。
映画「しあわせのパン」初日舞台挨拶の第1回目は
渋谷、シネクイントにて、超満席にてスタートしました。
その前に、先日のTV番組で
大泉洋さんがかつて大学生時代に原田知世さんと
撮影した写真が登場したのですが、
そこにはマジックで「おれの知世」と書かれていたので
(当時、大泉さんが嬉しすぎて書いちゃったんですね、笑)
大泉さんは生放送でびっくり仰天、「誰だ!こんなの出して
いいと言ったのは〜っ」と赤面。
会場はお笑い・・といった経緯があり、
舞台挨拶では、そのお話で盛り上がってしまいました。
その後も北海道先行ロードショーで用意された雪だるまパネルが
こちらにもやってきて、原田さんに目を描き入れて頂いたり
カンパーニュの形のくす玉を割ったり・・・しかし、これが転倒!
しかも、その際に風船をいっぱい飛ばす・・・はずだったのに
飛んでくれない!(笑)
など、色々あったのですが、
すでに、証拠写真流出のくだりから、大爆笑だったので、
そんなハプニングさえも、皆さんで大笑いになってしまって
全然コメディじゃない『しあわせのパン』とは、全く違う
イメージの(!?笑)ほっこり舞台挨拶となりました。
こういう時に気をつけなくてはな〜と思うのは、
楽しく盛り上げておきながらも、本作自体はとても穏やかな
優しい、人生の”ひとつだけ”を探すという内容なので、
最後は、その雰囲気にもっていかないとお客様が作品を見る
心の準備が出来なくなっちゃうかなぁ。と
なので、最後のご挨拶で、監督の想いを皆さんにお話しやすい
ように、そーっとモードを切り変えていくのが、私のお仕事だなぁと。
といっても、たいして何もしてないのですけどね(笑)。
その後は、全て満席の中、ティーチ・インというお客様から
質問を受け付けるスタイルで、舞台挨拶を進めていきました。
「一番お気に入りのパンは何ですか?一番大変だったことは?」
といった質問から
「皆さんにとってのマーニ(劇中に登場するのです)は何ですか?」
という深い質問
他にも
「大泉洋さん、こうしや北海道から全国へ知名度が上がることは
どう考えていますか?」
と芸能リポーター顔負けの質問まで(笑)
とにかく、大泉洋さんが面白い上に、原田知世さんもお話が
上手で、毎回笑いの絶えない舞台挨拶になりました。
また監督・キャストのおふたりにとっては、本当に思い入れの
ある作品なので、最後のメッセージでは感動的な言葉を
いっぱい口にされて、お客様は大きな大きな拍手でお見送りされて
いました。
本当に皆さん優しくて、監督さんは私が身につけているものを
褒めてくださったり、頂いた差し入れを皆さんに配っていらしたり
原田知世さんは、も〜〜〜う!舞台裏でも可愛らしくて素敵な方で
控え室で私が立っているのを見つけては、ささっと席を譲ってくだ
さったり、あのブレンディ〜♪の雰囲気そのままで、”素”で妖精さんだ・・・
と思いました。
そして、大泉洋さんは、本当に裏表がなくて、控え室でもサービス
満点‥なんですが、それが無理していなくて、本当に自然と周りに
人が集まっていて・・・
一番、感動したのは、もう日も暮れて最後の最後、5回目の舞台挨拶
が終わって、監督・キャストの皆さんが先にステージを降りられて
私が最後に皆さんにメッセージを言って会場を出ると、
大泉さんはきちんと私のことを待っていてくださり
(普通は、控え室に皆さん戻られるところを)
「おつかれさまでした!」とニコっと御礼を言って、戻られて
行ったのです。
この方の優しさ、というか、気の配り方には・・・本当に頭の下がる
思いでした。
それが気をつかっているように微塵も感じさせないなんて
どれだけ繊細な方なのだろうと。
今回のお客様には、大泉さんファンがとても沢山いらしたのですが
どの会場もひときわ温かい雰囲気なので、ファンの方の人の良さは
大泉さんのお人柄と、どこか共通しているのかも知れないなと
思ったのでした。
そんなワケで、実は私。本作とはもう少しお付き合いが続きそうです。
詳細はまた後ほど!
お越しくださった皆様、監督・キャスト・スタッフの皆様、
ありがとうございました!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120128-00000009-mvwalk-movi。