なんと!
先日「へルタースケルター」ジャパンプレミアのことを書いた
のだが、
「途中で切れているみたいだよ!」と親友が連絡をくれた。
持つべきものは、おともだちだぁ。。。
今更ですが、全文です。
前回のを読んでくださっていた方、本当にごめんなさい。
でも何度もトライしているのですが、途中で切れてしまう
みたい。。。。
昨日、映画『へルタースケルター』ジャパンプレミアの司会を
担当させて頂いた。
前日に沢尻エリカさんの欠席が発表され、ご登壇されるのは
蜷川実花監督、大森南朋さん、綾野剛さん、水原希子さん、
新井浩文さん、と決定した。
過去を振り返っても主演の方が登場しない舞台挨拶は初めてだ。
さらには、大森さんと綾野さん、荒井さんは現場は別々で、
同じ映画に出演されているとはいえ”共演”はされていない。
ということは、”あの時は○○だったよねえ”といったトークで
皆で盛り上がるって事は出来ないワケで、、、、
宣伝Aさんと打ち合わせをさせて頂いたものの、お互い
始まってみなければどんな雰囲気になるのか全く想像が
つかないという状態のまま会場入りをすることになった。
会場であるユナイテッドシネマ豊洲に到着すると
Aさんから「沢尻さんからのお手紙が届いているので
シネマ10へお願いします〜。」とのこと。
どうやら、私が代読させて頂くことになるらしい(きゃ〜〜)。
会場に入ると、簡単な流れのチェック。
皆さんへのご挨拶や注意事項、そして沢尻さんご欠席の
お詫び、などお伝えすることが色々とある。
さらに、監督、キャストの皆さんの呼び込みの際には
音楽が流れ、2フレーズ待ってお名前をお呼びするとか、
お手紙代読の際には、画面が切り替わってから
キャストの皆さんへ質問を始めるなど、、、
現場で決まったことを頭に入れていく。
普段が何でもかんでも忘れるので、こういう時くらいは
きちんと覚えておこうと頭に刻む。
そして、お手紙をマイクを通して読んでみた。
もうご存知の方もいらっしゃるかと思うけれど
内容がとってもシンプルで、お詫びの文章で綴られている。
「ごめんなさい」に感情を入れすぎてしまうと、妙に会場がしんみりしてしまうし
ニュースのように、感情込めずに読むと謝ってないみたい
になってしまう。
1、2回読んでみて、現場の方々と何となくの方向性を
話し合った。
現場監督の方に、「このお手紙はスクリーンにも映りますので!」
と伝えられる。
って事は、読み間違えたらバレちゃうってことですね。。。
しかも、声とか裏返ったらシャレならないって事ですよね。
しゃっくりとか始まったら、もう終わりですよね。。。
くしゃみなんてしたら、、、、これくらいにしとこ。。。。
そして、その後には監督、キャストの皆さんに沢尻さんとの
共演についてお伺いする、という流れがあり
最後には、私が「この夏は!」と言うと
皆さんが「へルタースケルター!」と声を大にして叫んで頂き
その直後、
数多の数の赤い羽がキャノン砲から発射される!!!
という仕掛けまで用意されていた。
ちなみにこの”赤い羽”は「募金してね!」という意味の赤い羽
ではなく、劇中の印象的なシーンで使われるのです。
そんな感じで
宣伝の方々によって本作の魅力をアピールする為に練りに練られた
このイベントには、沢山の関係者の方や運良く当選した一般の
方々がお越しになり、会場は満席。華やいだムードに包まれていた。
定刻の5分前、監督、キャストの皆さんにご挨拶&段取り確認
をして、本番スタート。
その模様は、多くのメディアが取り上げてくださりテレビでも
流れていたそうなので、そちらをご覧頂ければと思うのだけど
(ご参考まで、映画.com http://eiga.com/news/20120705/12/)
始まる前から、蜷川監督を囲む形でキャストの皆さん達は
和気あいあいとされていて
舞台の上でも、私のちょっぴりの心配はよそに(!?)
皆さん、当時の様子を楽しげに語ってくださった。
新井さんも大森さんもビッグなパフォーマンスはないのだけれど
独特のリズム感でお話される内容が何気にとても面白く
特に新井さんは、ご挨拶の時に
「今日、珍しく従兄弟が”観たい”と言って来ているんですけど
俺がゲイの役って多分知らなくて、、、従兄弟のお兄ちゃんは
ゲイ役で頑張ってるよ!って伝えたいです。。。」と
すごく真面目な顔をしておっしゃるので、かなり笑いをこらえた。
また沢尻さんのお詫びのお手紙に対しても
皆さんリスペクトと優しさを持って答えていらして
水原さんのアッケラカンとした「(欠席でも)いいんじゃないですか?」
とか、綾野さんの「この作品は主演不在でもアリだと思う。」とか
それぞれの人間的な魅力を垣間見ることの出来たひとときだったと
改めて思う。
会場のお客さんは、きっと登壇者の方々をもっと好きに
なったんじゃないかな。。
最後は、サプライズな「赤い羽」作戦も大成功で、ステージの天井から
赤い羽が舞い散る、という幻想的なシーンとなった。
沢尻さんへの皆さんからの優しいメッセージの後だっただけに
私の気持ちもピースフルで、「やっぱり赤い羽募金しよ。」と
心の中でそぉっと呟いた。
そんなこんなで、盛り上げてくださった監督、キャストの皆さん、
映画会社の皆さんやイベントスタッフの方々、
そして温かいお客様のおかげで、ジャパンプレミアは無事終了
することが出来た。
後は、初日を迎えるのみ。
関係者の方々は怒濤の勢いで活動されているので、お体を
壊さないようお祈りするばかりだ。
ちなみに映画については、私なりの見どころを
エキサイトニュース、ローリエにて書かせていただいた。
コチラ:http://www.excite.co.jp/News/laurier/cinema/E1341541556656.html
本当は観たらすぐにココで感想を書こうと思っていたのだけれど
何だかあんまり色々書かないで皆さんに観てもらった方がいいかも
と思ってしまい、書けなかった。(ごめんなさい、涙)
が!あまりにも沢尻さんの大胆シーンばかりが話題になってしまう
ので、それでは映画が可哀想な気がして、サラリとうるるな感じで
書かせていただいています。
ご興味ある方は、ご参考までにどうぞ、です。