ツイッターではお知らせさせて頂いたけれど
8月23日、24日は
映画「るろうに剣心」先行上映舞台挨拶にて
主演の佐藤健さん、大友啓史監督を
お迎えして、映画館を計6館巡った。
(お2人は22日にも3館巡り済み)
そのほとんどの回が「上映後」だった為に
佐藤さんと監督は、「皆さんの感想が聞きたくて
うずうずしている。」とおっしゃって
早速、皆さんから印象的だったセリフやシーン
を募ったところ
沢山の方から手が上がり・・
皆さん、思い思いのシーンを語ってくださった。
たとえば
「●●のセリフは、原作にはなかったと思うのですが
監督が考えられたのでしょうか?」
とか
「●●のシーンが、とっても印象に残ったのですが
あの時はどんな風な気持ちで撮られていたのですか?」
とか
「●●のシーンは、原作では1回ですがどうして
何回も●●したのですか?」
など、
マスコミさんの質問やん!というくらい鋭いの質問の
数々で
佐藤さんや監督も
「おぉう、そのシーンを見つけるとは!」
みたいな驚きの声を何度も上げていらした。
そして、
その質問にお2人とも詳しく説明してくださって
観客の皆さんからも感嘆や「へええええええ。」
みたいな反応や、思いがけない裏話に大爆笑!
というシーンも沢山あった。
中には、
小学生?中学生?の女の子が必死に手を挙げて
くれていたので、彼女を指名したのだけど
最初はハキハキと感想を伝えてくれていたのが
感動したシーンを話そうとすると、その時の
感情が込み上げてきたようで、思わず感極まっ
て泣いてしまって、うまく話せない、、、
みたいな事もあり
会場の皆もきゅーんとなっていたのだけれど
佐藤さんも「さっきまでしっかり話してくれ
てたけど、一生懸命頑張って話してくれて
いたんだねぇ。。。」とフォローされたりして
佐藤さんの優しさが垣間見れる瞬間が
何度もあった。
佐藤さんは今回初めてご一緒させて頂いたの
だけれど
本作への並々ならぬ想いがあって、どんな
質問にも真摯に答えていらしたり
ルックスは勿論なのだけれど
その真面目さや情熱、才能、人格、、、23歳で
ここまで完成されているってスゴいな、と思う。
30歳頃にはどうなっているのだろう?
私なんて25歳の頃に産婦人科に行って
「想像妊娠してしまったかと思うのですが、
どうしたらいいのでしょう?」って聞きに
行っていたおバカさんだったというのに。。。
(妙にお腹が張ってただけで勘違い)
そして、今回は各映画館で、劇中道場を切り盛り
する神谷薫ちゃん(武井咲さん)よろしく
映画館の”薫ちゃん”を認定する、という企画があり
佐藤さんから直接、たすきをかけてもらった
薫ちゃんを見ていた会場の皆さんからは
「はぁ〜♡いいなぁ♡」という声(どよめき)が
毎回漏れていた。
大友監督については
「龍馬伝」の監督さんなだけに、土佐弁だったら
、、じゃなくて情熱を胸に秘める口数の少ない
タイプの方だったらどうしよう。。とも思って
いのだけれど
何とも気さくでニコニコ、お話の本当に面白い
方だった。
が、監督がなさろうとしたことは
これまでの日本映画アクション界を覆すような
作品を撮ることであって
ハリウッドで経験を積まれただけの事はある
計り知れない情熱と知識と才能と人間力をもって
挑まれたということが、
様々な資料を読んだり、監督ご自身のお話
からも伝わってきて、
その計り知れないスゴさというか。。は
ずっと肌の奥で感じていた。
結局、全6館めぐった中で、ほとんど同じ話は
しなかったように思う。
(普通、6館もやれば同じ話になることも多い
のです。)
どの会場でもお客様が温かく、初日に向けての
高揚感が伝わってきた。
一昨日、昨日ともに終わった後には
大友監督、佐藤さんが手を差し出して
「ありがとうございました!」と握手しながら
のご挨拶をしてくださり
お二人のお人柄の良さを改めて感じた。
最後の最後、監督は今後の野望を
「大きな声じゃ言えないんだけどさ。」と
チラリと教えてくださった。
それは、もう更なる次のステージの話。
本作で出し切っちゃってしばらくお休み!
なんて皆無
もっと先の未来を見据え、監督の瞳の奥に
炎が見えるようだった。
さいごに、、
今回、お客さんの素晴らしい質問の数々に
ものすごく感心させられた。
私も仕事で色々と質問をさせて頂くのだけど
本当にその作品に思入れがあったり、心を
込めて見ていたら、自ずと監督やキャストの方が
心を開きたくなるような質問が出てくるのだな
と思った。
これまで見てきた映画の量とかちょっとした
知識で勝負しようとしては絶対ダメだなぁと
学ばせて頂いた。
いよいよ、今日から公開。
強烈な存在感を放つ俳優たちの生き様は
「るろうに剣心」を全く知らなくても、
大きなパッションをもらえると思う。
ちなみに音楽は「龍馬伝」と同じく
佐藤直紀さんが担当されていますよ。
気になる方は、絶対映画館で見るのを
オススメします。