先日、1月14日は
映画『ベルセルク 黄金時代篇? 降臨』
イベント” Berserk Dreaming Yell”
にて、
エンディング・テーマを手がける
川畑要(CHEMISTRY)さんをゲストに
第一部:梅田Ema1階フロアにて
入場フリーのスペシャルトーク
イベント。
第二部:試写会の後に川畑さんが
エンディング・テーマを生歌で披露。
というプレミアムイベントのMCを
させて頂いた。
第一部では、会場に朝の7時半から
並んでいた方もいらしたらしく
(ちなみに本番は17時30分〜!)
川畑さんのファンの方でいっぱい。
川畑さんは、どんな想いでこの曲を
作詞・作曲されたのか
漫画「ベルセルク」の魅力、そして
映画ならではの魅力を語って頂き
盛り上がった。
そして、第二部では、
上映終わりに、エンディングテーマ
が流れるところを
本人が登場して歌う・・という
なかなかありえないスペシャル企画。
『ベルセルク』ファンの方ならご存知
かも知れないけれど
この完結編にあたる本作は、上映後
言葉が出なくなるくらい衝撃的だったり
するので、
川畑さんご本人も、登場前の控え室で
「上映後はさすがに緊張する・・・」
なんて、おっしゃっていた。
けれど、上映が終わって、
エンディング・テーマのイントロが
流れ、川畑さんが袖から登場し
いつもとは違うスクリーンの前という
ステージに立ち、歌い始めると
お客さんがあまりに真剣に耳を傾けて
いらっしゃる雰囲気も影響してか
川畑さんご自身のボルテージが
どんどん上がっていくのが袖で見て
いてわかった。
途中から涙を流し始めるお客様も
いらして、スタッフの皆さん含め
会場中が濃密な空間になっていく
のを肌で感じる。
川畑さんが歌い切って、、、
私の登場…って、ものすごーく
出にくいんですけど(笑)
でもお仕事だからね、出るよね。
そして、歌われた後の
ご感想などもお聞きしながら
この歌は「1人で運命を切り開いて
いかなくてはならないガッツと
ソロ活動を始めた自分とも重なり
想いが詰まった曲である。」こと
もお話してくださったりと
とても貴重なひとときを会場の
皆さんと過ごして無事に終わった。
本作の公開は
2月1日から公開です。
気になる方はぜひ映画館へ!
☆☆☆
と、キレイにまとめたい所なのだが
この日の私はてんやわんやだったの
である。
というのも、
その日は関西に12時過ぎ着の飛行機
に乗る予定で、
実際、乗ったのだ。
11時には機内に乗り込み、CAさんの
非常の場合には…のアナウンスを
おぼろげに聞きながら、だんだんと
記憶が無くなっていき(→熟睡)
ハッと気づくと既に12時過ぎ・・
あれ?
もう地面ついてる?
知らないうちに飛んで着陸??
と思いきや、誰も動く気配もなく
おかしいなぁ〜と思っていると
その30分後、
「大変申し訳ございませんが
今朝からの雪の為、
今、欠航が決定致しました。」
クラッ‥
軽く目眩…
まだ羽田…しかも欠航…
そして、空港内まで運んでくれる
迎えのバスを待つこと1時間。
だんだんと目眩から焦りへ…。
これ、もしかして
結構(欠航とかけてみる)大変
なことになっているのでは??
私ってば、本番に間に合わないの
では‥?
ことの現実がわかり始めた今
かなりのかなり焦ってきた。
が、
隣の男の子が、さっきから
「お尻、かじりむし〜♪」
「おしり、かじり虫〜♪」
と歌っておる…。
あまりに何度も歌うので
私まで一緒に口ずさみそうに
なったが、
そこまで悠長な気持ちに
なっている場合ではない。
とにかく品川まで行って、
新幹線に乗るまでの乗り換え
時間等々を調べた。
計算すると、クラッ‥
本気でヤバい…。
軽く気が遠のいたところで
迎えのバスがやってきた。
私は出る扉近くの席に座り
到着した瞬間ダッシュ!
電車に乗り換え、何とか
品川駅へ。
途中窓から、まるで吹雪の如く
雪が降っているのが見える。
思わず、
「上野発の夜行列車、降りた
時から〜♪」と頭の中で
石川さゆり嬢の声が流れたが
ここは青森ではない。
とか、ワケのわからない否定を
心の中で呟いて、曲を止めた。
でもって、品川駅に着いたは
いいけれど、
私のような人々で券売機は
長蛇の列。
が、私があまりにも悲壮な顔を
していたからか、
前のご婦人が順番を譲って
くださるというミラクルが起き(涙)
いつもの8倍くらいの速さで
チケットを買ってホームに滑り込み
向かうは新大阪へ。
途中、小田原で
「新幹線に積もった雪を落とし
ますので、10分到着が遅れます。」
というアナウンスにも
クラッ…黒目が無くなりかけたが
とりあえず、気を確かに
新幹線の中で5分ほどスタッフの
方と打ち合わせ。
その後、恐怖の雪かきアナウンス
も放送されることなく、
無事、新大阪に到着。
そして、会場についたのは
本番15分前(笑)。←って
笑っている場合ではないのだが
これがありがたいことに
スタッフの皆さんが温かく
迎えてくださり、
私はコートを脱いで、何事も
なかったかのようにステージに
登場…。
第1部、2部とも無事に終わった
のであった…。
宣伝さんからは、終了後
事前にきちんとご挨拶できなかった
ことをお詫びすると
「え〜、そうだったんですか!
全くそんな風に見えませんで
した!」と驚かれてしまった。
私は意外と「何食わぬ顔」という
のが得意なのかも、、、と新たな
自分を発見した気がした。。
って新しい自分感じてる場合では
なく、何もかも用意周到に待って
いてくださったスタッフの皆様に
感謝しきり、
運良く乗れた神様にも感謝、、
なのだった。
この事を知った親友が
「きっとmicの日頃の行いが
良かったからだね!」と言って
くれて、その優しさにじーんと
したのだけれど、
よくよく考えてみれば
日頃の行いが良ければ、飛行機
も飛んでくれたような気もして
うーむ。。。
今回はあまりにもイレギュラーな
ハプニングだったとはいえ
万が一、をどこまで備えるか
色々と考えた日なのだった。
まだまだ東京は雪も残ってるから
皆さん、すってんころりん
気をつけましょうね。